西川満と四柱推命の話

今日は、「上方温泉・一休」なる温泉へ。城陽市というところで、京都の南。一休寺なんてのもある。ポクポク・チーンの一休禅師がいた寺で、庭園が美しかった記憶があります。

だからこの温泉も、それに絡んだネーミングかと思ったのですが、大阪の此花にもグループの温泉があるので、この辺がよくわからない。1200円とちょっと料金が高めですが、一日中べたっとステイできる。何回入っても可というヤツ。

畳でごろ寝できる部屋もある。浴槽や設備そのものはスタンダード。泉質もふつう。メシも標準で、どってことはないが、けなす要素もない。最近できた設備ですから、クリーンではあります。

こういうタイプだと比叡山の京都側の麓にある、北白川温泉あたりが本当は好みだったりするのですが、問題は設備古すぎで、浴槽が小さくてどうしょうもない。従ってなかなか行く気にならない。

本を整理していると、占いの本が4冊あるのに気づいた。

岩波文庫 「易経
・横井伯典 「周易小辞典」
長谷川博一 「運命予知学」
・西川満 「天中殺」

書物パージの歴戦で生き残った強者どもですが、上の2冊は易関連。下の2冊は四柱推命になります。長谷川さんは自分は四柱推命だと明言していましたが、自己型、協調型、自信型なんて独自の言い方をする。10分類。

西川さんは、10分類x12分類の組み合わせで、こちらの方が本来の四柱推命

ただユニークなのが、四柱推命の漢語を全部星座の名前にしちゃったことでしょう。

10分類:

北冠、五車、南斗、北洛師門、昴、織女、天狼、牽牛、大火、北斗。

12分類:

アルクトウルス、スピイカアルデバラン、南コロナ、ペテルギウス、ラス・アルゲティ、リゲル、ポルックスカストル、アケナル、デネブ。

西川さんはもう亡くなられたようですが一応写真を:

http://merlot.wul.waseda.ac.jp/sobun/n/ni004/ni004p01.htm

この人は 媽祖(マソ)が好きなんですね。本人のキャリアとしては理解できますが。では 媽祖とはなにかというと:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AA%BD%E7%A5%96

というようなことなので、なかなかローカルな信仰ではあります。まあこの辺は、地蔵を拝んでいる日本人などというレベルでは同じなので、それ以上言う気はない。

個人的には台中の媽祖タウン(媽祖信仰の本家本元)に行ったことがある。かつては結構ぶいぶい言わせていた貿易の中心地だったのですが、見事に寂れて歴史が凍り付いているような印象がありました。難しいものです。