古田博司さんの本で
「朝鮮民族を読み解く」というのを読んでいたのですが、こらー、絶品ですねー。
知っていることもあったが、改めて思い知らされたこともたくさんある。切り口がいいわなあ。
朝鮮の儒学が朱子学である、というのはぼんやり知っていたのですが、古田さんのフォーカスの当て方がうまいわ。朱子学そのものが「負け犬の遠吠え」みたいな発想からでているとか。
日本というのは一応勝利経験のある国家ですから、「前回の戦争の敗因」などという分析もできる。でも、一度も勝ったことがない国家(朝鮮半島)はどうすればえーねん。笑。
勝利の記憶というのは国家にとって結構重要で、歴史の教科書にもいばって書ける。でも、書けない国家がたくさんある。
ここからの分析は本を読んでください。人によって、色々な読み方ができると思う。でも、個人的にはひさしぶりに良書を読んだ気分。
相場の方ですが、まだ上昇があっておかしくない。でも、銘柄がじわじわ変わっていると見るところ。つまり、5401新日鐵あたりはお疲れモード。
売り込まれていた1801大成建設あたりがダブルボトムで上がっているので、この辺は注目でしょう。こういうタイプをゆっくりと買う手もあり。